高速道路を日頃から利用している方はもちろん、土日休日しか車に乗らない方でも結構にお得になる方法「ETCマイレージ」をご紹介します。
「ETCマイレージ」はETCカードをお持ちの方なら誰でも利用することができるポイントシステムです。
なんと最大還元率が10%とかなりお得です。
今回は「ETCマイレージ」の申し込み方法や使用方法についてご紹介していきます。
目次
ETCマイレージとは?
「ETCマイレージ」とは各ETCカードにつくマイレージ(ポイント)です。
ETCカードを利用して高速道路を利用すると料金に応じてポイントが貯まります。
貯まったポイントはそのまま料金の値引きに利用することができます。
ポイントと言っても高速利用時にいちいち何かするものではなく、
ETCカードに一度登録してしまえば車が変わろうと、ETCが変わろうと
ETCカードが有効期限が切れるまではそのままずっと利用することができるポイントです。
ETCマイレージは高速道路会社よって少し特徴が異なります
ETCを利用するだけでポイントが貯まるETCマイレージですが、全国の高速道路で貯まるわけではありません。
基本高速道路はETCマイレージは利用できるのですが、一部の有料道路などではポイントの利用しかできないところや全く使えない有料道路もあったりします。
使用できる会社とポイントまとめ
道路事業者 | ポイントの付き方 | |
---|---|---|
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社 | 10円につき1ポイント | |
本州四国連絡高速道路株式会社 | 10円につき1ポイント | |
阪神高速道路株式会社
※8号京都線のみ対応
|
100円につき3ポイント+α | |
名古屋高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α | |
愛知県道路公社 | 100円につき1ポイント+α | |
神戸市道路公社 | 100円につき3ポイント+α | |
広島高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α | |
福岡北九州高速道路公社 | 100円につき1ポイント+α |
※+αは会社ごとに異なります。
(ポイント率は2017年12月現在の情報)
ポイントは道路事業者ごとに貯まり、道路事業者間での合算はできません。
しかしNEXCO東/中/西日本および宮城県道路公社は合算されます。
一覧表リンクはこちらから確認できます。
上記一覧を見ていただければわかりますが、高速道路ではすべて利用できます。
しかし一番肝心な首都高速道路で利用ができません。
首都高速道路のみ普段から使用するといった方にはあまり意味がないポイントです。
それ以外の方には申請しておくに越したことがないポイントです。
上記にも記載しましたが、一部の地方道路で利用する際にはNEXCOで利用したポイントを使用することができません。
通常の高速道路のみ利用する方には関係ない話かと思います。
貯まったポイントの使い方
基本的には貯まったポイントは通行料の支払いに使用できます。使用するポイントによって値引きされる金額が変わってきます。
ほとんどの区間がNEXCOなためこちらを例にとると下記のようになります。
1,000ポイント→500円分 | |
3,000ポイント→2,500円分 | |
5,000ポイント→5,000円分 |
1000ポイントで使用するよりも5000ポイントまで貯めて使用したほうがお得に値引きができます。
高速道路であればどこでも使用できますが、それ以外のポイントは貯めた会社でしか使用することができません。
お得なのはわかりますが、気になるのはポイントの有効期限です。
有効期限が短いのであれば、旅行や遠出のみしか利用しない方にはあまり意味がないことになりますよね。
この有効期限が少しややこしく、ポイントが付いた年度の翌年度末まで使用することができます。
例:平成27年度7月、28年度3月にためたポイントの有効期限は29年の3月まで使用可能。
丸2年はない感じです。普段から高速道路を使用している方であれば有効期限を超えることなく、値引きができるでしょう。
50000円分料金がかかれば5000円分のポイントが貯まります。
また土日しか運転しない方でも、そこそこ遠出をする方であれば問題なくポイントをためることができるでしょう。
自動還元サービスを申し込みしておくことをおすすめします
ポイントカードがあるわけでもないのでこのポイントの存在を忘れがちになります。
そんな方のために自動還元サービスというものがあり、このサービスの申請をオススメしています。
自動還元サービスとは5000ポイント有効期限内に貯めることができたら、次の高速料金より自動的に5000円分値引きしてくれるサービスです。
普段から定期的に利用している方であれば、あまりポイントを気にせず定期的に値引きを勝手に受けることができます。
普通はインターネット上からログインして申請をしないと値引きが受けられないため、非常に便利にできるサービスです。
このサービスは新規申し込みと同じサイトから申し込みすることができます。
最初に申請した際に一緒にこのサービスも申請してしまうことをおすすめします。
ETCマイレージ新規申し込み方法は?
ETCマイレージ公式ホームページより申し込みすることができます。
申し込み時に必要なものはETCカードです。
申請時にカード番号記入するため、番号を把握しておく必要があります。
ETCカードごとにポイントが貯まるためカードを変更、新規登録すると新しくポイントをためる必要があります。
始めにETCカードを登録する際には普段から利用しているカードを登録することをおすすめします。
ETCカードを持っていない方におすすめのETCカードとは?
ETCカードを持っていない方はETCカードを申し込みするところから始める必要がありますね。
基本的にはETCカードはクレジットカードを申し込みする際に一緒に申し込みができます。
クレジットカードによってはETCカードを申し込みするだけで年会費を500円から1000円程度とるところが多いです。
今回ご紹介するイオンカードならば年会費無料でETCカードを申し込みすることが可能です。
一緒にWAONなどの電子マネーもついてくるため初心者にはもってこいのカードです。
法人会社でETCカードだけが欲しい場合には、高速情報協同組合が発行するETCカードです。
このカードにはクレジット機能がついていないため複数のETCカードも簡単に発行が可能のなためお得に利用できます。
まとめ
今回は高速道路をお得に乗るためにETCマイレージをご紹介しました。
ETCマイレージを使用すればあの高かった高速料金を少しでも節約することが可能です。
単独でもお得な制度ですが、イオンカードのように高速料金をクレジットカード引き落としに利用し利用金額によってWAONポイントをお得に貯めることも可能です。
普段から高速道路を頻繁に利用する方にはぜひ実施してください。