今回は北海道で開催される音楽フェスGANKE FES(ガンケフェス)をご紹介します。
ガンケフェスは毎年7月の頭に開催される音楽フェスティバルです。2017年は7月8日(土)に開催されます。
北海道ならではの壮大な自然が特徴なお祭りです。かなりマニアックなお祭りですが、このガンケフェスに行ったことがない方向けに特徴と祭りの楽しみ方をご紹介します。
祭り会場のある新得町は北海道のど真ん中に位置する街です
このお祭りは2014年から開催されている、まだ比較的歴史の浅い夏祭りです。
開催地「新得町」は、地理的には北海道のほぼ真ん中に位置する、人口6000人の小さな町です。美味しいお蕎麦が有名なので、蕎麦好きの方は聞いたことのある地名かもしれません。
会場最寄りの駅はJR新得駅は、札幌から特急で約2時間、新千歳空港からは同じく特急で約1時間45分の距離。
最寄り空港のとかち帯広空港からは、会場まで車で約1時間15分です。
札幌から車で行くと高速道路を使い2時間40分ほどで到着します。さすが壮大な北海道です。移動時間も壮大です。
ガンケフェスの目玉企画と出店内容
この祭りはまだ新しい祭りとあって、毎年マイナーチェンジしているので、今年はどんな内容になるのか、実際に行くまでいつもワクワクしています。
良くも悪くも、その手作り感溢れるところが、このお祭りの特徴だと思います。
ガンケフェスは「フェス」という名前の通り、ステージでの音楽演奏が祭りの目玉です。
北海道の片田舎で開催されるイベントですが、そこそこ知名度のあるアーティスト・著名人も出演します。過去には大宮エリーさんや、チュートリアルの徳井義実さんなども来ていました。
出演陣も会場を普通にぶらぶら歩いていたりして、もしかしたら意外なほど簡単に握手や写真撮影ができてしまうかもしれません。(私の知人が、とある出演者と握手&ツーショット写真を撮っていました)
ただ、「フェス」メインで参加するとその満足度はあまり高くないと思います。
他の大規模なフェスと比べると、当然出演アーティスト数もその内容も小規模なので、「音楽を聴きつつ食事や出店を楽しむ」程度のつもりで行った方が良いと個人的には思います。
肝心の食事やその他出店ですが、これもとても面白いです。食事系は、十勝全域の飲食店が屋台を出しています。
十勝と言ってもとても広く、地元に住んでいてもなかなか食べに行くことのできないお店なんかもあります。そう考えると、この祭り会場で十勝中の、しかもおしゃれで話題の飲食店の料理が食べられるのは嬉しいポイントです。
また、食事以外にも、目の前の湖上で楽しむカヌー体験や、手作り雑貨の販売などもあります。
そのため、音楽フェスにあまり興味のない方は、出店やアウトドアアクティビティを楽しむだけでも結構満足できると思います。
おすすめは、地元のデザイン屋さんと美容師さんが主催している、「顔と頭を花で飾る店」です。
その場で髪に生花を使ったアレンジを施してくれたり、花モチーフのフェイスペインティングをしてくれたりします。有料ですが、500〜1000円程でできますし、待ち時間含めて時間もそんなにかかりません。夏の外遊びの思い出としてぜひ体験してほしいです。
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駐車場・トイレはとても便利!
まず、このお祭りは残念ながら入場にお金がかかります。早割チケットで3,500円とのことですから、ご興味のある方はぜひ事前にチケットを入手してください。
会場から徒歩3分程度のところに、臨時の駐車スペースがつくられており、駐車容量は十分にあります。駐車場の利用は無料です。
私が過去に参加した限りは、駐車場へ入るのに待つ必要もなく、すぐに停めることができました。
大自然のど真ん中、気持ちの良いロケーションなのでお酒を飲みたい方も多いかもしれませんが、車が無いとアクセスは多少不便です。
私自身利用したことはないですが、最寄りの新得駅まで無料バスが出ているようです。またすぐ隣の「くったり温泉レイクイン」という宿泊施設に泊まってしまうという手もアリかもしれません。
なお、この宿泊施設には温泉がついていて、日帰り入浴も可能です。中のレストランではソフトクリームも食べられます。外が暑くて疲れた時、遊びすぎて汗や泥で汚れた時には、温泉&ソフトクリームでリフレッシュするのもすごく良いです。
またトイレに関してはほとんど苦労しません。
会場内にも特設トイレが10台ほどあり、多くの場合並ぶことはないです。さらに、「くったり温泉レイクイン」内のトイレも使うことができるので、屋外の特設トイレが苦手な方はそちらを利用すると良いです。
子どもも大人もゆるく楽しむ「音楽フェス」
小規模な、手作り感たっぷりのお祭りですが、年々内容も充実しパワーアップしている感があります。
また、周囲の大自然はまさに圧巻で、十勝らしい畑・農場も、雄大な湖や崖も、どちらも楽しむことができます。
会場には家族連れも多く、地元の年配の方も居たり、はたまた音楽好きの若者勢も居たり…と、誰でもウェルカムな雰囲気です。
大規模な音楽フェスはちょっと疲れちゃうけど、音を聴きながら食事と外遊びを楽しみたいな〜という方にはおすすめのお祭りです。
帯広からそこまで遠くはないことからも道東地方に観光に来た方が参加するにはおすすめのフェスティバルです。近くに来た方は参加してみてはどうでしょうか?
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