海外に比べて、日本人のクレジットカード利用率は、結構低いようです。
確かに、カードより現金払いが好き、という人が多い気がしますよね。
でもなぜ日本人って、クレジットカードを好まない人が多いんでしょうか?
今回は、クレジットカード嫌いの日本人が多いのはなぜか?解説していきます。
どうして日本人はクレジットカードを使いたがらないの!?
日本人がクレジットカードを使いたがらないのは、以下のような理由があります。
金銭感覚が麻痺する
クレジットカードを使うと、お金を支払った、という実感がないので、ついついたくさん買い物をしてしまいがち。
すると当然、翌月になって、多額の請求が来てしまい散財する、
という事態になってしまうんですね。
クレジットカード嫌いな人は、金銭感覚が麻痺して後で散財しそう、ということが一番の理由なんです。
万が一落とした時に不正利用される
クレジットカードを紛失してしまい、誰かに拾われた時、拾ってくれたのが善良な人だったら、警察に届けてもらえます。
でも、もしクレジットカードを拾った人が不正利用して、限度額まで買い物をしたら、後で自分のところに多額な請求が来るかも知れません。
紛失した時のことが怖いから、クレジットカードを持たない、という人も多いんです。
カードが使えない店があるから
最近では、割とカードが使える店が多くなったとはいえ、実は、大手のチェーン店でも未だにカード払い不可の店が多いんです。
そのため、現金さえ持っていれば、どんな店でも問題なく支払い出来るので、
カードよりも現金を持っておこう、と考えになってしまうわけですね。
日本人が描くクレジットカードの間違った認識とは!?
日本人はクレジットカードに対して、金銭感覚が麻痺しそう、借金をするのは嫌、
落とした時が怖い、などのイメージを持っている人が多いんです。
でも、クレジットカードの知識をしっかり身に付けることで、安全かつ便利に使っていけるんですよ。
クレジットカードは持ち歩かず利用できるものだけに限定しよう!
クレジットカードで心配になるのが盗難です。
財布や定期券が落としたりした場合に勝手に不正利用されたりするのを懸念している人が多いかと思います。
財布を落としたりするのを防ぐには基本外に持ち出さないようにすればよいです。
家から持ち出さなくてもクレジットカードこんなことで利用できます。
- 家の家賃、光熱費などを支払う
- ネット通販に利用する
- 携帯代に支払う
毎月決まった日付に支払う固定費にだけ利用すれば落として不正利用されるのを防ぐことができます。
もしネットに番号を記入するのが嫌な方は家賃等だけに限定しておけば良いです。
借金をするという認識の方におすすめなのがデビットカードです
クレジットカードって、どうしても借金する、という認識を持つ人が多いですよね。
でも、後払いにならないカードもあります。
それが『デビットカード』です。
デビットカードの大きな特徴は、預金口座からの直接払いであること。
つまり、預金口座に残高がない場合は、カードが使えなくなるので、使い過ぎを防止できるんです。
口座にある分しか使えない、というのは、普通のクレジットカードと大きく異なりますね。
確かに現金でのやり取りは目に見えませんが、このデビットカードなら、使ったら即座にお金が口座から引き落としされるので、
借金することにはなりませんし、使い過ぎも防げます。
クレジットカードに抵抗があるのでしたら、デビットカードを選んでみてはどうでしょうか?
デビットカードは銀行のキャッシュカードに連動していることが多いため、
自分の銀行がデビットカード対応のキャッシュカードを発行していないか
確認してみるとよいでしょう。
私おすすめのデビットカードは「クレジットカードが嫌いな方におすすめ。デビットカードの使用方法とおすすめカードをご紹介!」で紹介しています。
クレジットカードの不正利用対策は簡単にできます!
クレジットカードをもし紛失した時、不正利用されてしまいそう、という不安があるのでしたら、暗証番号を分かりにくいものに設定しておけば安心です。
絶対にバスワードを自分の誕生日には設定しないようにしましょう!
ただし、自分でも忘れやすそうな暗証番号にしてしまっては、普段使う時に大変なので、設定する際は慎重に番号を決めましょう。
また毎月決まった日にカード利用明細を見て、身に覚えのない使用履歴がないかも、しっかり確認すれば、より安心できます。
日本人はクレジットカードに対して、借金したり散財してしまいやすいもの、とか、不正に使われたら大変なことになるなど、マイナスなイメージが強いんです。
でも、きちんとカードの知識を得て、紛失した時のセキュリティ対策をしっかりしておけばすごく便利なんですよ。
あとは、使う人の意識も重要。
お金のやり取りが目に見えなくても、カードで払えば実際にはお金を使っていることになります。
そのため、クレジットカードを持つのなら、散財しないように、節度を持って使っていきましょう。
出来れば、普段のちょっとした買い物は現金や電子マネーで払い、数万円単位の大きなものを購入する際にだけ、カードで払うと良いですよ。
まとめ
日本人はクレジットカードに対して、散財しやすくなる、借金することになる、
紛失した時が心配、というイメージが強いです。
でもその場で引き落とされるデビットカードを使ったり、
暗証番号をしっかり設定しておけば、安心ですよ。
あとは、クレジットカードで支払いをし過ぎないこと。
クレジットカード払いでもお金を使っている、
という意識をしっかり持つようにしましょう。