「来月の旅行、飛行機代が片道2万円もする…」
そんな画面を見て、思わずブラウザを閉じた経験はありませんか。
あなたが迷っている間に、同じ便の隣の席は7,000円で売れているかもしれません。
飛行機の早割、結局「何日前」に予約すれば一番安いのか
旅行初心者がまずつまずくのが、早割の種類の多さです。ANAもJALも、似たような名前の早割を何種類も出しています。
「早ければ早いほど安い」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。便や時期によっては、55日前より28日前のほうが安くなるケースもあります。
この記事では、2026年4月時点の最新ルールで、ANA・JAL・LCCの早割タイミングを整理します。読み終わるころには、あなたが今すぐ予約画面を開くべきか、もう少し待つべきかが判断できるはず。
早割の基本を3分で整理
ANAの主な早割(2026年版)
ANAには「ANA SUPER VALUE」という早割シリーズがあります。代表的なのは以下の3つ。
- SUPER VALUE 75:搭乗日の75日前まで
- SUPER VALUE 55:搭乗日の55日前まで
- SUPER VALUE 28:搭乗日の28日前まで
ほかに21日前、45日前の枠もあります。基本ルールは「早いほど安い」。ただし席数には限りがあります。
JALの主な早割
JALは「スペシャルセイバー」という1本化された商品名です。予約のタイミングによって運賃が変わります。
- 330日前〜75日前:最安値ゾーン
- 74日前〜55日前:やや上がる
- 54日前〜28日前:さらに上がる
- 27日前〜1日前:割引幅が小さくなる
同じスペシャルセイバーでも、予約日が1日ずれるだけで数千円変わることがあります。
LCC(ピーチ・ジェットスター)の場合
LCCには「○日前割」という制度自体がありません。需要に応じて運賃が変動します。一般的には早いほど安いですが、セールのほうが圧倒的にお得。月1〜2回行われる深夜セールで、片道990円〜が普通に出ます。
「75日前が最安」とは限らない理由
早割の説明だけ見ると「75日前にポチればいい」と思いますよね。でも現場はもっと複雑。
理由1:需要の少ない便は28日前でも安い
平日の昼便、地方路線などは、もともと埋まりにくい便です。航空会社は28日前を切っても運賃を下げないと売れないため、結果的に直前のほうが安くなることも。
理由2:人気便は75日前で席が埋まる
逆に、お盆・年末年始・3連休の人気便は75日前の最安席が一瞬で消えます。気づいたときには55日前運賃になっていることも珍しくない。
理由3:キャンセル料の差が大きい
SUPER VALUE 75は、搭乗日の55日前を過ぎるとキャンセル料が運賃の約30%、28日前を過ぎると約50%、当日は約100%。早く取ったぶん、予定変更のリスクも背負うことになります。
初心者が押さえるべき「3つの予約タイミング」
パターン1:日程が確定している → 75日前一択
仕事の出張や、結婚式の参加など、絶対に動かない予定なら迷わず75日前。たとえば東京〜沖縄が、通常運賃4万円台のところ、SUPER VALUE 75なら1万円台前半まで落ちます。差額3万円。
パターン2:日程がぼんやり → 55日前で様子見
「6月のどこかで2泊」レベルのふんわり予定なら、55日前の枠を狙います。75日前と比べて1,000〜3,000円高いだけで、キャンセル料がやや軽め。
パターン3:直前で決まった → 28日前 or LCCセール
急に決まった旅行なら、ANA・JALの28日前運賃をチェックしつつ、ピーチ・ジェットスターのセール情報も確認。LCCのセールは火曜の22時開始が多いので、その時間帯にスマホをスタンバイしてください。
具体的な手順|あなたが今日やるべきこと
手順1:旅行日を3パターン決める
「6/12-14」「6/13-15」「6/19-21」のように、ずらせる候補日を出しておきます。1日ずらすだけで5,000円以上違うことはザラ。
手順2:Googleフライトで価格カレンダーを見る
無料で使える価格比較ツールです。月単位で最安値を一覧でき、ANA・JAL・LCCの料金差が一目でわかります。
手順3:航空会社の公式サイトで最終確認
比較サイトより公式のほうが安いケースもあります。マイルを貯めるなら必ず公式経由で。ポイント二重取りの方法は旅行のポイント二重取り完全ガイドでまとめています。
手順4:宿と移動の予算をセットで考える
飛行機代だけ安くても、宿が高ければ意味がありません。ホテル早割はいつから予約すべき?もあわせてチェックしてください。飛行機と同じく60〜90日前が狙い目です。
手順5:空港アクセスも先に確保
飛行機が安くても、空港までの移動で2,000円以上かかれば台無し。電車とリムジンバスの比較は事前にやっておきましょう。たとえばセントレアなら中部国際空港に安く向かう方法が参考になります。
意外と知らない「早割で損する」ケース
ケース1:往復で別運賃にしたほうが安い
往復同じ早割で取りがちですが、行き75日前・帰り55日前の組み合わせで取ると、トータル数千円安くなることがあります。片道ずつ予約画面で価格を見比べてください。
ケース2:価格変更されても「取り直し」できる
予約後に同じ便の運賃が下がった場合、いったんキャンセルして取り直したほうが得なケースも。手数料を引いてもプラスになる計算です。考え方は予約の取り直しで安くなる?と同じ発想で応用できます。
ケース3:新幹線のほうが結局安い
東京〜大阪・名古屋など中距離は、早割を使っても新幹線のほうが時間とお金のバランスがよいことも。新幹線vs高速バスvs飛行機の比較で判断してみてください。
早割を「使いこなす」ための3つのコツ
- カレンダー比較:1日ずらしで5,000円差は普通
- セール日を覚える:LCCは火曜22時、ANA/JALは不定期
- 変更リスクを想定:キャンセル料を逆算してから予約
このうちカレンダー比較が一番効きます。あなたの旅行が「絶対この日」でないなら、必ず前後3日をチェック。
まとめ|早割は「日数」より「需要」で決まる
飛行機の早割は、75日前が最安と言われがちですが、実際は需要次第。人気便は75日前、地方便は28日前が狙い目になることもあります。
大事なのは、Googleフライトと公式サイトを使い分けながら、価格カレンダーを必ず見ること。1分の確認で5,000円が浮く世界です。
次の旅行、あなたはまずカレンダーを開きますか、それともいきなり予約ボタンを押しますか。
今日のうちに候補日を3つ決めて、価格を見比べてみてください。それだけで、来月の旅行費が1万円以上変わるはずです。