今回は大阪-名古屋間を少しでも安く早く行く方法をご紹介します。
大阪-名古屋間は新幹線、高速バス、JR電車、私鉄といろんな方法があり、方法によって時間も変わり値段もかなり変わります。
今回はそんな様々な方法の中でそれぞれの特徴を比較していきたいと思います。
大阪~名古屋間の移動方法とはどんなものがある?
まずそれぞれの移動方法をご紹介します。
移動方法は主に5種類存在します。
※大阪名古屋を飛行機でも移動できますが、便も少なく条件として難しいため紹介から外しております。
1.新幹線
主な移動方法の一つです。
東海道新幹線ならば新大阪~名古屋間をのぞみ、ひかり、こだまで結んでおります。
新幹線の本数もかなり多く便利さだけでいえばナンバーワンです。
その分他の方法に比べると値段が格段に高いというデメリットがあります。
2.在来線(東海道線)
東海道新幹線と並走する在来線の東海道線を使うことで、大阪~名古屋間を移動することができます。
ほとんどの区間で快速列車が通っているため時間も短縮でき、その上本数も比較的多いです。
他の新幹線と並走する区間と比べると在来線のスピードが速いため
イメージほど時間がかからないという特徴もあります。
新幹線に比べると時間はかなりかかりますが、そのぶん料金を抑えることが可能です。
3.高速バス
大阪~名古屋間は高速バスもかなり通っております。
JRなどの鉄道会社が運営するものや地元のバス会社、格安バス会社など多数選択できます。
価格帯は他と比べるとかなり安い部類です。
デメリットとして高速道路を使うということもあり、渋滞によって時間通り進むことができない可能性があること。
バスにもよりますが、シートが狭く移動中かなり体が疲れることが予想されます。
4.近鉄特急
JRの他に近畿日本鉄道の路線も大阪~名古屋間を結んでいます。
大阪側の終着駅の1つは難波側なので阪南側の方には有利の路線です。
近鉄には特急列車が1時間に2本ほど走っており、新幹線ほどではありませんがかなり早い時間で進むことができます。
5.近鉄本線
近鉄特急を利用しない方法で、特急料金を使わずに急行列車などを使用する方法です。
特急料金分の値段が減るだけでなく、それ以上値引きするやり方もあるため実はかなりお得な方法だったりします。
その分時間がかかるのがデメリットです。
デメリットはありますが時間を考えない人には格安のやり方です。
以上の5手段を「早い順」「安い順」に紹介し
それぞれの特徴を考慮したコスパの良いやり方をご紹介します。
大阪~名古屋間を早く進む方法ランキング
ここでは上記5方法を早く たどり着ける順にランキング形式で紹介します。
1.新幹線
言わずもがな最速は新幹線です。
のぞみだと約50分、こだまでも1時間10分と2位の近鉄特急を大きく離しての時間です。
急ぎの方、お金を考慮しない方は新幹線がおすすめです。
意外とおすすめなのが「こだま」です。
名古屋~東京間だと乗車時間が1時間以上変わる「こだま」ですが、新大阪~名古屋間であればのぞみと20分差とそこまで変わりません。
その割に値段はのぞみと比べると結構安いプランの「ぷらっとこだま」もあります。
これらを利用することでコスパの良い移動が可能です。
のぞみ指定席で約6600円かかるところが4400円まで抑えることができます。
詳しくは下記記事を参考にしてください。
2.近鉄特急
近鉄特急は最速は2時間10分。そこそこ早いです。
新幹線に比べると時間はかかりますが値段はかなり安くなります。
通常料金は4260円ですが、金券ショップで購入することで約3500円程度まで抑えられます。
ぷらっとこだまよりも1000円近く安く済ませることが可能です。
また近鉄の終点は大阪難波駅です。なんばは大阪でも比較的南側の地方です。
なんばからは南海鉄道にも行きやすく、そのまま阪神鉄道にも乗り換えられるため、神戸側にも意外と行きやすいです。
難波側から行く方、難波より南側へ行く方にはわざわざ新幹線に乗っていくよりもこちらを使ったほうが値段的にお得になります。
時間はタイミングや場所にも寄りますが、新幹線より数十分遅いくらいになるでしょう。
その時間で値段が倍になるのを許容できるかどうかはあなた次第です。
3.在来線(東海道線)
在来線と高速バスはほぼ同じで約3時間かかります。
しかし、高速バスは道路渋滞によって左右され、比較的高速道路が混雑しやすいところが多いため在来線を上にしています。
在来線の特徴は比較的本数が多いこと。
本数が多いため通勤ラッシュを除けばそこまで激混みということはありません。
時間を自由に選ぶことができることは人によってはメリットになるでしょう。
また、大阪より北側へ名古屋側から行く、帰る方にはおすすめの方法だったりします。
4.高速バス
高速渋滞などが発生した場合には予定の時間以上かかる可能性があります。
高速バスの場合、バスなので席も狭い車が多く身動きも取りづらいです。
その分値段が安いため利用している方も多いでしょう。
混雑時期や時間帯を選べばかなり便利な手段です。
5.近鉄本線
近鉄本線は有料の特急以外の列車を使用していく方法もあります。
基本急行列車を使う形にはなりますが、場所とタイミングによっては普通列車のみとなる可能性があります。
三重県と奈良県の県境が列車の本数が少なく、時間がかかります。
タイミングが悪いと5時間程度かかりますので、こちらを使う方は少し考えながら行く必要があります。
大阪~名古屋間を少しでも安く行く方法は?
こちらでは大阪~名古屋間を少しでも安く行く方法をご紹介しています。
基本的には反比例になりますが、その中でもコスト、時間とともにバランスが良い方法もご紹介したいと思います。
在来線、高速バス、近鉄本線はやり方によって料金は拮抗します
高速バスは事前予約やネット割引などを利用することによってかなり安く料金を抑えることができます。
そのため最安値だけで言えば高速バスです。
しかし、みんなが予定が決まっていて事前予約でネット割を使えるわけではありません。
そんなときに活用できるのが金券ショップを使った鉄道です。
例えば、夏休みや冬休みなどの場合、青春18きっぷと呼ばれる割り引き切符があります。
この切符を使えば1日あたり約2400円でJR在来線普通列車等が乗り放題になります。
この切符は5枚つづりだったりするためいろいろと制限があります。
詳細は下記記事を確認ください。
近鉄には株主優待券があり、それを使用することでどこの区間でも自由に乗ることが可能です。
この優待券を金券ショップで購入することでかなり安く利用することができます。
(大体1500円程度が相場)
通常の値段は2360円と高速バス最安値よりも高いですが、近鉄株主優待券を利用すれば高速バスと同等の値段である1500円程度で購入することができます。
この3方法は値段だけで言えばそこまで変わらないです。
ただ時間も考慮すると一番コスパもよく時間もそこそこな方法は
青春18きっぷを使用して「在来線」を使用する方法です。
在来線で青春18きっぷを使わないと3350円かかるためちょっと使いづらいです。
青春18きっぷが使用できない時期は高速バスがベストですが、在来線、高速バスどちらを選んでもあまり変わらないでしょう。
少しでも安いものを選ぶか、時間がかからない方法を選ぶかあなた次第です。
コスパが一番良いのは近鉄特急です
近鉄特急は通常料金で約4300円ですが、金券ショップでバラ売りの特急用回数券を買うことで約3500円程度まで安く買うことができます。
近畿、中部地方の金券ショップでは売ってるところは多く、名古屋駅、なんば駅近くでは特に簡単に買えます。
そのため簡単に安い料金を利用することが可能です。
新幹線の時間の倍時間はかかるけど料金は半額。
これは実際結構大事です。
青春18きっぷやぷらっとこだまより簡単に利用できるところがこの方法の特徴です。
新幹線を通常料金で乗る場合約6500円かかります。
ただこれは指定席券であって、自由席券や金券ショップのバラ売り回数券を購入することで、500円から1000円程度安く切符を購入することができます。
しかもこだまに限定した場合であれば、ぷらっとこだまを使用することで最大4400円まで安くすることが可能です。
私のおすすめは近鉄特急もしくはぷらっとこだまを利用することです。
大阪~東京間を利用する場合には新幹線「のぞみ」を利用するのがベターですが、
大阪~名古屋間の場合には新幹線「のぞみ」以外にもコスパがよく比較的短時間で利用できる方法があります。
せっかくの方法ですから使ってお得に行くことをおすすめしています。
お得な切符を使ったコスパの良い乗り方は?
名古屋~大阪間は通常料金を使って行くとかなり勿体無いです。
それよりも金券ショップやお得な切符を使って行くことをオススメします。
上記でも説明しましたがオススメの行き方をご紹介します。
ぷらっとこだまを利用
ぷらっとこだまはこだまをお得に乗るための格安切符です。
これを使えば4400円でこだまに乗ることができます。
ぷらっとこだまの特徴は使用する当日は購入できないということ、
事前にJR東海ツアーズで申し込みが必要になります。
また休日は結構区間や時間帯によっては早い段階で売り切れになることが多いです。
キャンセルが不可能なため、とりあえず確保しておこうということはできません。
そのため結構前から旅行などで予定が立っている方にはオススメのプランです。
金券ショップで近鉄特急の回数券を購入する
近鉄特急は通常料金で購入すると4360円ですが、金券ショップでは相場が3500円くらいです。
近鉄特急の指定席券回数券はばら売りで金券ショップで簡単に購入ができます。
特に近畿地方や中部地方の金券ショップではかなりの割合で取り扱っているでしょう。
この切符の使い方は購入した回数券を窓口に持っていき座席を指定します。
本数も多いため他の特急や新幹線ほど座席指定は混みませんが、窓側を取りたければ1本後の列車や事前に予約することをおすすめします。
最速の列車は大阪難波~名古屋間を2時間10分で結びます。
大阪難波では南海線や阪神戦に簡単に乗り換えることができることもあり、和歌山や神戸方面に行く方もこの列車を使用することをおすすめします。
特に南側はなんばへ新幹線の新大阪駅から30分近くかかります。いくら早い新幹線でもその時間を考慮すると差はそこまではないかと思います。
まとめ
今回は名古屋~大阪間の移動手段を比較しご紹介しました。
私がおすすめできる移動手段は主に下記の通り
- 新幹線のぞみを使用して最速で移動する(金券ショップで回数券購入も可)
- ぷらっとこだまを利用して格安で新幹線で移動する
- 近鉄特急を利用して格安でお得に利用する
- 青春18きっぷを使用して旅行気分で移動する
主な使い方は①~③でしょう。
ただ、長期連休で時間に余裕がある方は青春18きっぷを使用した移動を試してみるとよいでしょう。
想像するよりも時間がかからず移動できます。
自分自身の使い方、お金と相談しながら行き方を考えましょう。