おせち料理に必ず入っている紅白かまぼこって、
一体どんな意味があるんでしょうか?
今までなんとなく食べていて、
特に食べる意味なんて気にしたことなかったですよね。
でも、子供に質問されてから改めて、そういえばどんな意味なんだろう?
と疑問に感じるかも知れません。
そこで今回は、知りたがりのお子さんがいる親御さんへ向けて、
おせち料理に入っている紅白かまぼこの意味を解説します。
紅白かまぼこを食べる意味とは!?
おせち料理に入っている料理って、一品一品が意味を持っていますよね。
では、紅白のかまぼこって、どんな意味があるんでしょうか?
かまぼこって、半円型になっていますよね。
これが実は、初日の出に似ていることから、
おせち料理に用いられることになったんです。
確かに、地平線の向こうからゆっくりと昇ってくる途中の、
元旦の太陽のようにも見えなくはないですね。
また、紅白というのは、昔から日本では縁起がいい色とされているんです。
お祝い事に使うのし紙の水引きも紅白カラーだし、
結婚式では紅白の幕を使うという風習があります。
紅白はおめでたいことを象徴する色なんですね。
また、日本では赤は魔除けの色とされており、
白は清浄や神聖を表す色とされています。
巫女装束も白い着物と赤い袴ですね。
つまり日本では、赤と白は特別な色なんです。
お正月はおめでたい日であるため、紅白の色をしていて、
しかも初日の出に形が似ているかまぼこは、
おせち料理になくてはならない食べ物だったんですよ。
もしかしたら紅白かまぼこをお正月に食べれば、福を呼べるかもしれませんね。
ちなみに、昔はお正月だけでなく、七五三など、お祝い事の時にも、
紅白かまぼこを食べていたそうですよ。
また、かまぼこって、白身魚のすり身から作られるので、
昔はとっても貴重で、高級な食べ物だったそうです。
それこそ、一部の貴族でした食べることが出来なかったとか。
でもお正月って、なかなか普段食べられない、
ちょっとお高いものでも、年に一度のお祝いだから食べることが出来ますよね。
今でこそ、かまぼこはいつでもスーパーで売っているものですが、
昔はとっても貴重で、大切な食べ物だったようです。
つまり、特別感のある食べ物の一つなんですね。
そう考えると、おせちに入っている紅白かまぼこって、
なんだかとってもありがたみがあって、本当に福が来そうな気がしませんか?
ぜひ新年の門出には、紅白かまぼこを食べて、
福を手に入れましょう!
子供にもわかりやすい、紅白かまぼこを食べる理由
なんでお正月に紅白かまぼこを食べるの?
と子供から聞かれることがあると思います。
そんな時は、紅白かまぼこが持つ意味を説明してあげると良いですよ。
例えば、紅白の色は日本では昔からおめでたい色なので、
新年をお祝いするお正月には、紅白の食べ物を食べると、
その年になにか良いことがあるかも知れない、と説明すると分かりやすいと思います。
また、かまぼこの形がまるで初日の出に見えたから、
お正月に食べるおせち料理に使われるようになったと教えてあげると良いですよ。
もっと簡単に説明するならば、紅白かまぼこは、縁起の良い色をしていて、
形が初日の出みたいだから、と伝えてみましょう。
でも確かに、おせち料理に入っている食べ物って、
特に気にも留めずに食べることが多かったけど、
調べてみるとこんな意味があったんだ、と感心するものばかり。
これを機にぜひ親子で、
おせち料理の意味や由来を調べてみるのも良いかも知れませんよ。
まとめ
かまぼこは、その形が初日の出に似ていることと、
紅白の色はおめでたいことの象徴であるため、おせち料理に入っています。
以外にも紅白かまぼこって、
おせちにとってはかなり重要な食材だったのですね。
今度のお正月は、おせち料理にもっと注目して、意味を調べていくと面白いですよ!