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社会人なら知っておくべき!印鑑と銀行印の違いとは!?

豆知識
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社会人ともなれば、「賃貸の契約、銀行口座の登録、クレジットカードの作成など」色んな書類上の手続きをする機会が増えてきます。

そんな時に一般的に必要となるのが印鑑。

両親から「銀行印は何かあったときのために分けておいたほうがいいよ!」というアドバイスがあったりした方もいるでしょう。

印鑑の中には、銀行印と呼ばれるものがあります。

この銀行印と普通の印鑑って、一体何が違うんでしょうか?

今回は、社会人なら知っておくべき、印鑑と銀行印の違いを解説していきます。

これから何かと印鑑を使うことが増えていくので、ぜひ覚えておきましょう。

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印鑑と銀行印の定義とは?

まずは、印鑑と銀行印とは、それぞれどんなものかを知っておきましょう。

印鑑とは、正しくは判子を押した時に、書類に残る名前などのことで、印影(いんえい)を指し示す言葉なんです。

つまり印鑑って、判子の別名じゃなかったんですよ。

でも現在では、印鑑とは、印影と判子の両方の意味を示す言葉として使われがちなので、あえてこの記事でも、判子と印影のことを印鑑と表します。

でも正しくは、印鑑とは印影のことなので、ビジネスシーンで使う場合は間違えないでおくと良いでしょう。

ちなみに、あまり聞いたことはないと思いますが、判子の別名は印章(いんしょう)というので念のため覚えておくと良いですよ。

そして銀行印とは、その名の通り銀行や信用金庫など、金融機関で口座を開設する際に必要となる印鑑のことです。

金融機関に登録した印鑑は、銀行印もしくは銀行届印と呼ばれ、口座開設だけでなく入出金、小切手の発行など、お金が関わる際に使う重要な印鑑となるので大切に保管しましょう。

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印鑑と銀行印の基本的な使い方

では、具体的に印鑑や銀行印は、どのようにして使っていくのかを紹介します。

まず、実印と呼ばれる最も重要な印鑑は、不動産や自動車の売買、起業など大きな契約をする際に押印する判子です。

これはご存じの方も多いでしょう。

この実印は重要な契約などを行うため100円ショップなどで売っているような普通の名前の入った印鑑を用いるのは推奨されていません。

普通は専用に名前などを崩した文字を掘った判子として作成している方が多いです。

 

そして、印鑑の中でも最も日常的に使うのが、認印とされる判子。

宅配荷物や郵便物の受け取り、保険などの申込書、携帯電話の契約書、婚姻届、出生届などに押印します。

認印は、そこまで重要ではない書類などに使うので、三文判やシャチハタなどでもOKとされています。100円ショップなので売っているもので十分です。

サイン代わりに押す印鑑、ということですね。

そして、金融機関に登録した銀行印は、口座の開設、預金の出し入れ、クレジットカードの作成、小切手の発行など財産に関わる取引や手続きの時に押印して使います。

銀行印や実印に適している印鑑は、押した時の印影が複雑な字体のものや、欠けていない、丈夫な素材で作られているものが良いですね。

反対に、大量生産されたシャチハタなど、三文判は登録しないようにしましょう!

三文判は欠けやすいので、印影が不鮮明になってしまうし、大量生産なので、誰でも同じ印鑑が用意できてしまい、セキュリティ面も低くなってしまうんです。

出来れば、自分の口座専用の銀行印を作っておくと良いですね。

 

印鑑を複数持っている場合は、どれが銀行印か分からなくなってしまわないように、十分注意しましょう。

家族のものと混ざってしまわないように、保管方法や場所もしっかり決めておいてください。

また、銀行印を紛失したり盗難にあってしまったら、悪用されてしまうかも知れないので、利用している金融機関にすぐ変更の手続きをとりましょう。

ちなみに、実印と銀行印は特に重要なものですが、併用しないで、違う印鑑にしておくと良いですよ。

そうしないと万が一、印鑑をなくしてしまった時に、変更の手続きが大変になってしまいますし、悪用された時にも自分になりすまして契約したり、預金を引き下ろしたりなど、被害が拡大する可能性もあります。

一般的に実印が一番大きい印鑑、銀行印はそれよりも一回り小さい印鑑で設定しておくと良いですよ。

つまり社会人になったら、防犯面も考えて、普段使いの認印、銀行印、実印の3つの印鑑を用意しておくと良いですね。

また、保管場所もなるべく分けて、銀行印と実印は特に紛失しないように注意しましょう。

まとめ

印鑑とは、そもそも判子を押した時に紙に写る印影のことですが、最近では判子の意味としても使われています。

銀行印とは、口座を開設するとき、金融機関に登録する印鑑のこと。

印鑑の中でも、実印であれば重要契約の時に使用して、認印であれば郵便物の受け取りなどに使います。

そして銀行印は預金の引き出しなどに使うので、防犯のため、なるべく他の印鑑とは併用せずに、使い分けていくようにしましょう。

以上、銀行印についてご紹介しました。

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