ここ数年つぶれたコンビニエンスストアに新しいコンビニが入るかと思っていれば、格安マッサージ店が入店することを多々見かけます。
特に郊外の大通り沿いのコンビニには様々な店舗の格安マッサージ店が入るようになりました。すぐにつぶれるかな?と思っていると店舗前の駐車場は多数の車が止まっていることが多く、繁盛していることが確認できます。
私もよくこのマッサージ店を利用しますが、実際に利用した感想や格安マッサージ店がどんどん増えてきている理由を考えてみました。
格安マッサージ店とはどんなところ?
私が考える格安マッサージ店の定義とは基本料金が60分3000円前後のところを指しています。店舗や都市によって多少前後しますが大体2500~3500円付近の値段で行われることが多いです。
大都市の貸しビルや路地にあるいかがわしいマッサージ店とは違います。
格安マッサージ店は上記でも説明した通りコンビニや他店舗の跡地を使用して店舗を活用するところが多いです。
コンビニの跡地とはいっても中身は最低限改装されており、かなりきれいな店舗のことが多いです。マッサージ店ですから小汚いところではやってもらいたくないですね。
店舗は大きなフロアになっており、受付と更衣室以外はほとんどがマッサージ用のフロアのみとなっていることが多いです。
実際のマッサージスペースは敷居が各部屋にあるだけの簡単な場所になっております。
スペースの中にはよく写真のように接骨院や整体にあるようなベットが置かれています。また、顔の部分だけが空いておりうつ伏せになっても息ができるようになっています。
写真のように枕の場合もありますが基本は穴のタイプが多いです。こちらのほうが受ける側としてありがたいです。
格安マッサージ店の仕組みとは?
60分のマッサージを基本として肩からふくらはぎもしくは足全体まで行われます。
全体をまんべんなく行ってもらえる普通のコースです。凝っているところを聞かれるためそこを中心にマッサージしてもらえることもあります。そこらへんは店員によって異なってくるでしょう。
オプション追加で足つぼマッサージや時間延長などが普段のプランです。75分や90分に変更することも可能です。
ポイントカードがある店舗もありポイントが貯まることで10分間延長や割引などが受けられる店舗があります。
私もある店舗をよく利用しておりそこでポイントカードを使用して定期的に10分間延長のプランを利用してマッサージを受けております。
施術者を指名することも可能です。利用する店舗でお気に入りの店員さんを見つけることができればその方をどんどん指名するのが良いでしょう。
施術される方はいろいろな方がいます。普段主婦として時間があるときに実施する方や専業で行っている方もいらっしゃり様々な方が行っております。そのため人によってうまい、下手が結構分かれます。
私の店舗では昼間整体師として働いている方が副業として夜マッサージ店に参加しているといったことがあります。
格安価格にて運営できる理由とは?
60分3000円台で格安に運営できている理由を考えてみました。
格安マッサージ店といえば「りらくる」が一番有名です。以前は「りらく」と呼ばれる店舗で運営していた会社です。
この会社が全国何百か所の店舗を経営できているかを考えてみました。
コストのかからない雇用体系
マッサージ店はどこも似たような形なようですが、完全歩合制という方法をとっています。
歩合制だと確定申告は自分自身で行う必要があります。そのため経営側としては税金関連で庶務関連を担当する業務が少なくて済みます。
また賃金体系は歩合制なため施術時間に応じて賃金が支払われます。施術中以外は基本支払われません。60分1800円~2500円程度のようです。そのため通常の時給換算よりも暇であれば払わなくて済みます。
逆に忙しい場合には雇用者側がずっと施術に入っているため雇用者側としては儲かります。
施術者側にも優しい人材育成
人材育成にも力を入れているようで、施術時間に応じランクがありランクアップすることで施術時間当たりの給与が変わるようです。
また指名料は施術者の給与に換算されます。施術者からすればお抱えの客が発生すればするほど給与が増える仕組みです。
施術者の給与が増えればそれだけ施術者のモチベーションが上がります。施術者のモチベーションが上がれば施術レベルの向上が見込まれ、施術者目当てにお客も増える可能性がありwin-winの関係が見込まれます。
まとめ
今回は格安マッサージの安さについて考察してみました。
個人的には今以上に店舗を増やしてもらって各店舗の待ち時間を減らしてもらいたいですね。今でも土日だと予約を数時間崎で入れないと入れないことが多いです。
今以上に格安マッサージ店が増え通常社会に浸透してもらえることを期待します。