ホテルに連泊する場合、外出中に部屋の清掃を断ることって、果たして可能なんでしょうか?
タオルを換えてもらったり、アメニティーグッズを補充してもらったり、
掃除してもらうと部屋をまた綺麗な状態にしてもらえますが、見知らぬ人が入ってくるのに抵抗がある人もいます。
また、掃除を断った方が、エコな感じもしますよね。
今回は、連泊したホテルの掃除は、断っても大丈夫なのか、
またそれは本当にエコに繋がるのかを解説します。
連泊を利用する場合掃除を断っても問題はないのか?法律やサービスの面から見た場合
同じホテルに連続して泊まる場合、外出している間などで、部屋を掃除してもらうことが出来ますね。
部屋の中に『清掃お願いします』というカードがあるので、
それをドアノブにかけることで、キレイにしてもらえます。
でも、もしその掃除をしないでほしい時は、断ってしまっても特に問題ないんでしょうか?
連泊中に部屋に、掃除やベッドメイキング、アメニティーの補充を断りたい場合は、室内にある『清掃不要』や、『起こさないでください』などと書かれたカードを廊下側のドアノブにかけましょう。
もしくは、チェックインする時に予め、滞在中は清掃やベッドメイキングは不要です、
ということをフロント係に伝えておくと良いですよ。
これで掃除はお断りが出来るので、1日中ずっと部屋に滞在していたい場合や、プライバシーを守りたい場合には、人が入ってくることはありません。
基本的に多くのホテルでは、カードをかけることで掃除を拒否できますがホテルによっては、毎日清掃をする決まりになっていたり2泊以上連泊する場合は、必ず清掃しなければならないなど、規定が設けられている場合があります。
ホテルの利用規則や宿泊約款(しゅくはくやっかん)に、清掃はいつ行われるかが書かれているので、泊まる前に確認してみましょう。
どうしても部屋の衛生を維持するためにも、掃除が必要になってきてしまうんですね。
また、宿泊施設をはじめ、特定の建物は、
清掃をして清潔を保つことが『建築物衛生法』によって義務付けられています。
もし掃除を断れないのでしたら、清掃中は、貴重品は自分で持ち歩き、
それ以外のものはフロントに預かってもらいましょう。
また、アメニティーの補充が不要でしたら、
その旨をフロントに伝えておくと良いですよ。
掃除を断ることは果たしてエコなのか…?失敗しない、迷惑を掛けないホテル連泊術
掃除そのものは、ホテルの衛生面を維持するために必要です。
では、どうするのがエコなのかというと、ホテルのアメニティーを使わないことですね。
アメニティーを使ってしまうと、
その分また清掃の時に係員が補充しなければいけなくなります。
そのため、エコ的観点から考えるなら、ホテルのアメニティーは一切使わずに、
歯ブラシやタオル、シャンプーやコンディショナー、
ボディーソープ、洗顔料などは、全部持参して使いましょう。
ただ、この場合に1つ注意しないといけないのが1個でも中途半端に使ってしまうとホテルの清掃員はすべての商品を交換せざるを得ない可能性があることです。
1つでも使用した形跡があると、
「もしかしたら他のアメニティも見た目では使っていないように見えて使っているかも」
とホテル側は考えてしまう可能性があります。
ホテルのアメニティを一切使わなければ、ホテル側はアメニティーを補充する必要がなくなるのでエコに繋がります。
また、補充の手間も省けますね!
ちょっと荷物になるけれど、バスタオルや部屋着なども家から持ってくれば、
ホテルのものを使わなくても良いので、交換してもらわなくて済みます。
よく割り箸を使わないために、『My箸』を持ち歩いている人がいたり、
買い物時にビニール袋をもらわずに、エコバッグを使う人がいますね。
それと同じように、自分の持ち物で洗顔をしたり、
歯磨きをすれば、エコになりますよ。
ただし、必ずフロントに、アメニティーの補充は不要であることを忘れずに伝えましょう。
気づかずに清掃員が取り換えてしまうかもしれません。
まとめ
ホテルに連泊する際、部屋の掃除をしてほしくない場合は、入室を拒否するカードをかけておけば、お断りすることが出来ます。
ただし、ホテルの利用規則によっては、毎日必ず清掃するという決まりになっている場合もあるので、宿泊前に確認してみましょう。
また、ホテルのアメニティーは使わずに、洗面用具やバスグッズなどは、全部持参すれば、エコに繋がりますよ!