退社する時に周りの同僚に対して『お先に失礼します』と言う方が多いでしょう。
でもこの言い方、先輩や目上の人に対して使うのは推奨されていないそうです。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]じゃあどんな言葉を使えばいいの?[/chat]
こう思う人も多いですよね。上司や年上の方に対しては、ちょっと言い回しを変えるだけで、すごく好印象な退社時の挨拶になる方法があるんです。
今回は『お先に失礼します』といった上司や年上の方に対して実はNGとされる言葉遣い、言い回しを紹介しその対策について紹介します。
「お先に失礼します」という言葉をちょっと変更するだけであなたもできる後輩に!その言葉とは?
退社時に『お先に失礼します』という言葉では丁寧さに欠けるためこんな言葉を使うのがオススメです。
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- お先に失礼させて頂きます
- お先に失礼致します
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そんな変わらんじゃん!って思う方もいるでしょうがこの語尾が大事です。結構年上の方ですとこの語尾に敏感な人もいますので気を付けると良いです。
ちょっとした言葉遣いで上司からの評価が変わる可能性があると思えば、やってみる価値はありますよね!
また状況に合わせて『お先に失礼してもよろしいでしょうか?』という相手に確認するような言葉を使ったり、
先輩たちがまだ仕事をしているようなら、『申し訳ありませんが、お先に失礼いたします』などと、最初に恐縮しているような言い回しを追加するとなお良いです。
「仕事終わったんで、お先に失礼しまーす」とこんな感じで部下に言われたら遅くまで残っている先輩方はイラっとしますよね。
それを回避できるような言葉遣いをするだけで上司、先輩からの印象は変わるものです。
上司や先輩に対しては少しでも丁寧な言い回しをするように心がけましょう。
上司や先輩に対する言葉遣い、一般的になっている言葉でも本当は失礼なものもある?!
先ほど紹介した「お先に失礼します」だけでもちょっとした言葉の違いで相手に伝わる気持ちが変わってくるものです。
そんなこともあり職場の先輩や上司など、目上の人に対しては、相手を敬うためにもきちんとした言葉遣いが求められます。
同じような言葉で気を付けると良い言葉をまとめてみましたのでご紹介していきます。
「了解です、了解しました」
テレビなどのドラマでも普通に使っていますが、職場で上司や先輩からの指示に対して回答する場合に、
『了解です、了解しました』と回答するのはNGです。
まず「了解」という言葉が部下や同僚などに対して使う言葉です。
目上の人に対しては必ず『かしこまりました』もしくは『承知致しました』という言い方にしましょう。
「なるほど」
結構やってしまいがちなのが相槌です。
『なるほど』とか、『なるほどですね』などといった言葉も相手に対して失礼な言葉になってしまうため、目上の人に対して使ってはいけません。
『おっしゃる通りです』といった言葉を使って相槌を打つようにしましょう。
「すみません」
相手に対して謝罪するときの言葉でよく、『すみません』と言いがちですよね。
上司などに謝罪する際には「申し訳ありません」、「申し訳ございません」という言葉を使って謝罪するようにしましょう。
また呼びかける際にも「すみません」といいがちですが、「恐れ入りますが~」という言葉に置き換えるだけで印象が変わってきます。
「いってらっしゃい」
先輩や上司がちょっと席を外したり、社外へ行くことになった際、つい『いってらっしゃい』と言いたくなりますがこれもやめたほうが良い言葉です。。
必ず『いってらっしゃいませ』と言うようにしましょう。
「ご苦労様です」
「ご苦労様」という言葉は年下もしくは同僚をねぎらう言葉です。絶対に上司には使わないようにしましょう。
先輩や上司を労う時は、『お疲れ様です』という言葉を使用しましょう。
まとめ
普段の生活で話す分には問題なしという言葉でも職場などのビジネスシーンではNGになるような言葉は結構あります。
『なるほど』や『いってらっしゃい』、『了解です』、謝罪や呼び掛け時の『すみません』なども、職場では目上の人に対して使うのはやめましょう。
そして、退社時に『お先に失礼します』と言うのも、ちょっと相応しくないためもっと丁寧な言葉に置き換えましょう。
『お先に失礼させていただきます』か、『お先に失礼いたします』などと変えることで、あなたの印象がグッと良くなりますよ!
目上の人には丁寧に、正しい日本語で話すようにしましょう。
以上、「お先に失礼します」のより良い言葉への置き換え方法のご紹介でした!